大阪ガスは21日、電気使用量の多い飲食店や事務所向けの電気料金メニューで、近畿2府4県の2726件の契約者から計約257万円を過大に請求していたと発表した。システムミスが原因で、全額返金する。

 過大請求があったのは10月2日から11月13日の検針分。電力需給が高まる7〜9月は価格が上がる契約だが、10月以降も高い料金のまま請求していた。顧客に料金の説明をしていた社員が気付き、発覚した。1件当たりの過大請求額は最大で約4万6千円だった。