(続き)

本来ならば破綻してしかるべき東電を救済したということは、
税金と電気代を使って、株主や債権者たちの財産を守ったことになりますが、
これは資本主義社会では、決してやってはならないことです。

もっとすごいのは、過去十数年間、霞が関で日本のエネルギー政策の中核を
担ってきた今井尚哉氏が、その失敗の責任をとるどころか、

今や安倍内閣の総理秘書官として、
日本の政治そのものに最も大きな力を持つ「影の総理」の立場にあるという点です。