汚染水は増え続け、溶け落ちた核燃料の状況もほとんど確認できていない。


東京は世界有数の安全都市→五輪「共謀罪」ないと開けぬ 首相の招致演説「ファクトチェック」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201703/CK2017031902000107.html?ref=rank

安倍晋三首相は世論の理解を得ようとテロの脅威を訴え、
二〇二〇年東京五輪・パラリンピック開催には不可欠と主張しているが、

三年半前の五輪招致演説では東京の安全性をアピールしていた。

本紙の担当記者があらためて招致演説を「ファクトチェック」したところ、数々の疑問が浮かんだ。

東京は「二〇年を迎えても世界有数の安全な都市」と強調して招致に成功した。
同法案が成立しなければ五輪は開けないという今の主張とは大きな差がある。

首相の五輪招致演説といえば、東京電力福島第一原発事故について「状況は、統御されています」と訴えたことで有名。
実際には汚染水の流出が続いていたため「根拠がない発言」と批判された。

今でも、汚染水は増え続け、溶け落ちた核燃料の状況もほとんど確認できていない。