東京都水道水のセシウム汚染…福島原発事故から5年後のナゼ

東京都水道局のHPを見ると’11年4月4日に放射性ヨウ素131(8ベクレル)が検出されて以降、水道水から1回も放射性物質が検出された報告は載っていません。

ところが原子力規制委員会のモニタリング結果では、いまだにセシウム134と137を合わせると約2ミリベクレルの放射性物質が含まれているんです

驚くのは、現在、福島県の水道水より東京都の水道水に含まれる放射性物質のほうが多いことだ。

それにしても事故から5年半たったいまもなぜ水道水のセシウム汚染が続いているのだろうか?

都の水道水は利根川水系、荒川水系、多摩川水系の水が混じっている。

いずれかの水源の上流部から川底に沈殿しているセシウムが砂などといっしょにいまだに流れてきていると考えられます