青年期には自己を見つめる期間、ある種の猶予期間がある、とされる。
それがモラトリアムであり、これが異常に長引いた状態がニートだとも言える。

さて原発である。もうすぐ巨大地震が来るといわれているのに、原発を捨てない。
原発反対といえばすぐ左翼という誤ったレッテルを貼って、「黙殺」する。
（原発反対が左翼なら、原発を推進した中国やロシアは右翼国家だってことだね♪）
日本の自称左翼がおかしいだけで、彼らは何でも反対しているだけだ。原発だろうとレジ袋有料化だろうとＬＲＴ新規開業だろうと。

原発稼動ならば巨大地震の問題は切り離せない問題であるのに、誰も、巨大地震の確率と原発の是非を同時に論じない。
つまり将来を本気で考えていない。一応原発は必要だから稼動しよう、地震のことは考えない、と、まさに将来から目を背けるニートの思想である。
でも巨大地震が怖いから一応近々来るだろうと予想しておこう、と、もはや支離滅裂である。

伊方を稼動させたい？　なら、愛媛では今後数百年絶対に巨大地震は起こりません、何故なら歪がたまっていないから、と断言すればいい。できないのは臆病者だ。

日本の科学技術力を過信するほど馬鹿な事はない、日本は所詮「バケツにウラン」のお粗末な国である。