>>311
単位はおかしくない。
「2014年度(確報データ)」2015年5月22日更新
http://www.fepc.or.jp/library/data/hatsujuden/__icsFiles/afieldfile/2015/05/22/hatsuju_k_20150522.pdf
たとえば、2014年8月の火力の縦合計は、
・石炭: 16,499,411 千kWh
・LNG: 34,340,920 千kWh
・石油:  4,958,477 千kWh
なら月計:55,798,808 千kWh となるべきところを
      "55,800,053 千kWh"
としている。差は、+1,245 千kWh。
バイオマスは火力の内数として、新エネ等の欄で (38,564) と表示しているが、これにも該当しない。
ちなみに、2014年9月12日発表の「2014年8月分速報」で、
http://www.fepc.or.jp/library/data/hatsujuden/__icsFiles/afieldfile/2014/09/12/hatsuju_s_20140912.pdf
火力合計は "55,813,858 千kWh" だった。(内訳表示はなし)
こんな調子で、火力の月合計のズレが、
5月:+2
6月:+13
7月:+251
8月:+1,245
9月:+190
11月:+120
12月:+1,433
1月:+1,424
2月:+954
ズレの年度合計:+5,632 千kWh
後日実施の燃料棚卸しの出斤・欠斤とか発熱量の修正はつきものなんだから、それはそれで、
後から出す数字はちゃんと置き換えて、一言脚注表示でもすりゃいいのに、
中途半端に直すからおかしなことになる。
このおかしな数字のまま、エネ庁の「電力調査統計」の「2−(10)火力発電 燃料種別発受電実績」に載っちまってるぞ?
しかも、エネ庁の数字の縦横・各月串刺しも、おかしなことになっている。
こんなんで、FIT再エネとか新電力とかも、国レベルの集計がちゃんと出来るのか、甚だ疑問。