グリーンピース、FOE(フレンズ・オブ・ジ・アース)、AVAAZという海外に本部を置く団体が、福島で活動している。
これらの団体は、日本の活動における金銭収支を公開していない。いずれも日本の場合で会員が少ない。
推定だが、おそらく国際本部からの援助、つまり外国の資金で活動しているだろう。
これらの団体の各種活動は大して成果を上げていないようだ。
例えば、AVAAZは子供の移住の署名活動を進めている。グリーンピースの反捕鯨と反原発の活動は、日本で常に少数派だ。
FOEは福島医科大学副学長の山下俊一氏の福島県の医療アドバイザーの解任運動をしていた。いずれも実現していない。
福島県民の方に話を聞くと、外部の人々の介入に、警戒をしている人が大半だという。
冷静に考えれば、海外の資金によって活動している団体が、一国の政治に影響を与えようとしているのは、恐ろしいことだ。
けれども、彼らが続けるのは、そして続けられるのは、運動の存続を決めるのが、外国の本部の人間であるからだろう。
だから目立とうと過激になる。グリーンピースは、2008年に捕鯨肉の窃盗事件を日本で起こしているが、その背景にはその目的が働いたのだと私は推定している。
つまり、市民や社会ではなく、スポンサーに関心を向けているのだ。運動の対象と、本当の対象がずれている。
オペレーションコドモタチらの場合は「自己満足」が本当の対象のようで、そのずれ方の大きさは滑稽だ。