>>592

 おお、良いレスを有り難う。
 先ず水性ガス反応だが、水性ガス反応には幾つものステージがあって、
 それぞれの段階で,微妙に反応が違う。私が書いたのは,実は一行省略があって、
 まあ専門家でなければ,其れでも良いとして省略したのだが、同時にそれは本来の水性ガス反応の肯定でもあるのだが、
 カーボンリッチな雰囲気で、炭酸ガスと水蒸気を反応させると、coと水素と,炭酸ガスが生成される。これが,石炭から都市ガスを作った当時の
 水性ガス反応の定義だね。これは吸熱反応だから、永久機関を作ろうというわけではないね。
 さてその上で,燃料電池だが、溶融炭酸塩型のものは,数年前まで,アメリカのメーカーのユニットで、
 2500kwのものと5000kwを、丸紅が紹介していた。いつの間にか消えたがね。
 現在、固体酸化物型が,0.7kwなのは,電力会社が,それ以上の出力のものを認めないからだ。
 考えてご覧、0.7kwを4台並べれば0.28kwになる。何故それを売り出さないのかね。
 例えば、病院などで使えば,常時運転型の予備電源になる。使い道は如何様にもなるし、量産効果で,台数が増えれば
 単価はすぐにでも十分の一になる。
 燃料電池は,20年ほど前に盛んに研究されて,電力会社などでも,多くの研究レポートが発表されていた。
 やがて、技術的見通しが立った頃には,すっかり影を潜めてしまった。
 今は文献すらなくなっている。
 何故なら,燃料電池こそが,高効率で,完全な分散電源になってしまうからだ。
 巨大発電所も、超高圧送電線も変電所も要らなくなる。つまり電力会社そのものが要らなくなる。だから隠蔽した。それが燃料電池の現在だ。
 然も、それを,トヨタが,純水素燃料ででやろうとしている。その水素は,原発の電気を使って作ろうという目論見があるから、
 電力会社が容認しているという裏がある。それが実態だよ。