福島で世界初の洋上風力
政府は福島県沖で浮体式洋上風力発電を建設する。原発事故からの復興の象徴となる巨大プロジ
ェクトだ。将来的には、福島に風車産業を集積。雇用創出にも期待する。
東京電力・福島第1原子力発電所事故からの復興のシンボルとして、福島県で世界初にして最
大の浮体式洋上風力発電プロジェクトが始動する。
福島県沖30〜40km、水深が100〜200mのエリアに、水面に浮かぶ「浮体式洋上風力発電」を
建設しようというのだ。
政府は第3次補正予算案に125億円を計上しており、実証試験として
2015年度までに6基ほど建設する。
現在、世界の主流は、海底に風車を固定する「着底式洋上風力」。欧州を中心に巨大プロジェ
クトが目白押しだ。
一方の浮体式は、着底式の次の世代で、実物大の浮体式洋上風力はノルウェ
ーが2009年に建てた1基のみ。
福島県沖に複数基建設する今回のプロジェクトは、世界初の試
みだ。
さらに、実証と並行して、東北全域に陸上風力や着底式洋上風力も大量導入する。浮体式も含
めて、毎年1ギガワット(ギガは10億)分の風車建設を、少なくとも10年間続けるという。
。
1ギガワットと言えば、陸上風車で約400本、洋上で約200本分に相当する。
福島県の再生可能エネルギー導入議論を主導する東京大学の石原孟教授は、「一連のシナリオ
の狙いは、福島県に風車産業を集積するとともに、日本企業が浮体式で世界のトップを走れるよ
うにすること」だと説明する。
http://windeng.t.u-tokyo.ac.jp/ishihara/posters/Nikkei%20Business.pdf
【反原発】電力を輸入すれば脱原発は即実現できる
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601名無し14001
2012/08/20(月) 20:04:56.91■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
