そうそう、Th232は、U238の二倍以上に、よく中性子を吸収する。
十分高い反応速度が得られる。
 減速材は炭素になるので、それが炉心の容積の大半を占めるだろう、
燃料30年寿命なら、4S高速炉の3倍も炉心容積が増えるだろう。

 それでも3年寿命で妥協するなら、小型化も可能であろう。
熱伝導性が高いから、局部的に高熱となることもない、
Heガス流の抜熱能力次第だから、燃料ピン系を5mmΦぐらいにして、
燃料ピンの表面積を稼ぐ、
何に使うか? 勿論、長距離航空機だ。