金属体の4Sでは、熱伝導性が10倍良く、燃料ピン内部温度は650℃程度に抑えることが出来る。
従って、もっと多くの希ガスを溜めておくことが出来る。

Natuer-Cell-10では、さらに燃料ピンにベント機能を持たせており、
希ガスを熔融塩と同じように、抜くことが出来る。
従って核分裂反応度は、推定だが、14%と大きくできる。

Natuer-Cell-10の発明者の一人である服部禎男先生は、わしの想像やが、
古川先生の考え方に影響されて、このベント機能を発案されたのではなかろうか?
そこに共通の設計思想が見受けられる。