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【社会】もんじゅ、廃炉条件に「5年運転」案
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1328966521/
 トラブル続きで運転停止中の高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)をめぐり、
運営する独立行政法人日本原子力研究開発機構(原子力機構)や電力業界内で、
5年運転したら廃炉にすることを条件に運転再開を目指す計画が浮上している。
複数の関係者が明らかにした。廃炉までの期限を設け、世論の抵抗を和らげる狙いがある。

 もんじゅは1994年4月に運転を開始したが翌95年12月に配管を循環する
液体ナトリウムが漏れる事故で14年半停止した。2010年5月に運転を再開。
直後の点検作業中、燃料交換用機器が原子炉内に落下し、現在も止まっている。

 94年以降、連続して核分裂反応が起きる「臨界」状態だったのは、わずか250日間にとどまっている。

 福島第1原発の事故で運転再開が一段と難しくなる中、最低限の運転経験を積み、
将来の再開に備えて技術を温存した方が得策との意見が強まっていた。

 5年間の運転期間中は、プルトニウムとウランを混ぜた
混合酸化物(MOX)燃料の耐久性などの実験データを得るとみられる。