ロシア、領海内海底に放射性廃棄物を埋め立て
2011年 12月 27日(火曜日) 18:24
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ロシア政府高官が、領海内の海底2万5千箇所に放射性廃棄物を埋め立て処分したことを明らかにしました。
イルナー通信が伝えたところによりますと、ロシア非常事態省の特別プロジェクト担当次官は、
「ロシアの放射性廃棄物の埋立地は、バルチック海、バレンツ海、白海、カラ海、黒海、オホーツク海、日本海
の海底にある」と発表しました。
同次官は、「放射性廃棄物を運搬中に沈没した船や原子力潜水艦も、このリストに含まれる」と述べました。
また、「これらの海底埋立地の状況はこの15年間、非常事態省の専門家らによって注意深く監視されている」としています。
同次官はさらに、「海底における、放射性廃棄物を収めた鋼鉄製容器の腐食の可能性は、ロシアの沿岸部に
放射能汚染をもたらす、環境にとっての真の危険である」とし、「放射性廃棄物の危険が集中しているのは、
ロシア北部のノヴァヤゼムリヤ諸島にある複数の腐食した原子力潜水艦の海底埋立地である」としました。