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出張除染サービスも 東芝が新装置開発
http://www.asahi.com/national/update/1226/TKY201112260524.html
学校などに出向いて土壌から放射性セシウムを除去する専用車両。トラック2台で移動し、1日に1.7トンの土壌を処理できる=26日午後、神奈川県厚木市戸室
http://www.asahi.com/national/gallery_e/view_photo.html?national-pg/1226/TKY201112260557.jpg
 また、放射能に汚染された水を浄化できる移動可能な新装置も開発。コンテナ一つ分の装置で、小学校のプール
1杯分の汚染水を飲料水のレベルまでにできる。家屋の除染で出た水や、ため池の農業用水の浄化を想定している。

東芝、移動式の放射能汚染土壌浄化システム
http://www.nikkei.com/tech/news/article/g=96958A9C93819696E0E4E29E848DE0E4E3E0E0E2E3E38698E2E2E2E2;da=96958A88889DE2E0E2E5EAE5E5E2E3E7E3E0E0E2E2EBE2E2E2E2E2E2
 シュウ酸溶液でセシウムを土から溶かし出し、吸着材が入った容器に通して回収する。処理能力は
1日当たり1.7トンで、セシウムを97%除去できる。400平方メートルの表面2センチ分をはぎ取った土
を処理する場合、5日間で浄化を終える。元の場所に土を戻せる水準まで除染できるという。

処理能力を増強した据え置き型システムの開発・販売も検討する。

 東芝は東京電力福島第1原子力発電所で稼働中の汚染水処理システム「サリー」をトラックで
運べるよう小型化した装置も開発済み。今回のシステムもセシウム吸着材をドラム缶に入れており、
通常の運搬器材で取り換えが可能。国や自治体が今後定める仮置き場や中間貯蔵施設で保管する。