原発安全対策に1基194億円 エネルギー・環境会議試算
ttp://www.47news.jp/CN/201111/CN2011111401000884.html
 東京電力福島第1原発事故を受け、全電源を喪失し原子炉の冷却機能が失われても
炉心損傷が起きないようにするなど、政府が電力会社に指示した安全対策の費用は、
最新型の原発1基当たり194億円との試算結果を政府のエネルギー・環境会議の
事務局がまとめたことが14日、分かった。
 単純計算すると、福島第1原発の6基を除き、日本原子力研究開発機構の高速増殖炉
もんじゅ(福井県)を加えた国内原発49基の総額は約9500億円となる。
15日に開く同会議のコスト等検証委員会に報告する。
 原発のコストに安全対策費も含めるべきだとの委員の指摘を受け、事務局が試算した。