【原発問題】使用済み燃料行き場なし 浜岡原発に6625本[11.20]
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1321795218/
中電によると、浜岡原発にある使用済み燃料は8月末現在、燃料集合体で6625本、ウラン量で1126トン。
原子炉建屋にある燃料プールの水の中で、臨界によって生じた熱が冷めるまで置かれる。
3〜5号機が再稼働した場合、年間80トンの使用済み燃料が発生する見込み。青森県六ケ所村で試験運転中の国内
唯一の再処理工場が稼働しても、浜岡からの受け入れ量は年間70トン。それを超える年間10トンを管理していく
必要がある。
中電は1、2号機の廃炉と6号機の新設という「リプレース(置き換え)計画」を発表した2008年12月、使用
済み燃料の貯蔵施設を敷地内に建てる計画も立てた。再処理を超える燃料と、1、2号機にある燃料の置き場を確保
するため。原発の外に用地を求めると時間がかかるとの判断もあった。
貯蔵容量は700トン。建設には3年程度かかり、16年度に使用を始める計画。経済産業省総合資源エネルギー
調査会の作業部会会議録によると、中電は10年度の許可申請を目指していた。

中電は再処理と敷地内貯蔵を合わせて「25年分は計画がある」としているが、貯蔵された燃料は6ケ所村の施設の
後継となる「第2再処理工場」に運ぶことが前提になる。
だが、六ケ所村の再処理工場はトラブル続きで20回近くも計画延期を繰り返し、再処理で生まれる高レベル放射性
廃棄物を埋設する最終処分場は候補地が決まっていない。中電の原子力部幹部は「再処理できなければ、日本で
原子力をやる大きな意味がなくなってしまう」と話すが、“核のごみ”の置き場所がない状態が福島第一原発事故後も
続いている。