【台湾】核廃棄物の最終処分場計画、中国沿岸近くの離島と台湾本島南端の2カ所を選定 来年に建設の是非を問う住民投票[09/01]
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1314819389/
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110901k0000m030169000c.html

台湾の馬英九政権が、台湾に計6基ある原子力発電所から排出される核廃棄物の最終処分場として、
中国沿岸近くに領有する離島と台湾本島南端の計2カ所を選定、来年に建設の是非を問う住民投票を行うことが
わかった。住民の中には処分場への反発があり、処分対象は「低レベル放射性廃棄物」としている。
ただ、原発施設内に暫定保管されている高レベル放射性廃棄物の使用済み核燃料の貯蔵容量も限界に近づきつつ
あり、台湾は、中国を含めた「海外での処分」も本格的に模索し始めた。

 候補地2カ所は花こう岩など強固な岩盤を持ち、遺跡や歴史的建築物などが無く、油田や断層、活火山など自然
環境の危険性も少ない。土地の大部分が公有地で、用地の買収も容易とみられる。

 台湾が最初に海外での処分を目指したのは北朝鮮。契約を97年に結ぶ寸前に発覚し、北朝鮮の核開発を支える
恐れがあるとの国際的な非難を浴びて断念した経緯がある。
 また、関係者によると、台湾の使用済み核燃料を07年から、米国の主導でロシア・シベリア中部のクラスノヤルスク
に運んで再処理する極秘計画もあった。台湾電力は「台湾だけでなく、日本、韓国などの使用済み核燃料の再処理
を実施するものだった」と説明。ただ、構想段階でストップしたままだ。