この方式だと東京都交通局(奥多摩で水力発電して東電に電気を売っている)は、発電事業者になって
青梅市に電気を販売することになる。(NEXCOが送電線を管理するようになって、同社があの辺に
送電線を作れば、NEXCOに売電することになるかもしれない)

この方式のメリットは、
・長距離送電事業者はより安い発電事業者から電気を買うようになって、発電事業者間での
価格競争が起こり電気代が下がる。また、一部の発電事業者が停電しても、ほかの発電事業者
から電気を調達することもできる。
デメリットは、
・長距離送電事業者が独占経営になる。長距離送電事業者を仮にNEXCOがやるとして、電気代を認可制
(現状のまま?それとも認可のルール変える?)とすれば回避。
・地域送電事業者が独占経営になる。地域送電事業者は路線バスのようなものだから、電気代を認可制
(現状のまま?それとも認可のルール変える?)とすれば回避。

あくまで認可などの法的縛りに頼らないルール作りをして、あとは市場原理により自然に利用者の利益になるよう
工夫しなければならないと思う。