>>349
3号機の緊急炉心冷却装置が電池切れ。
但し、緊急炉心冷却装置や隔離時冷却系というのは、水を炉に注ぎ込むだけで、蒸気を逃がすものではない。
熱を奪っていないから本当は冷やしていない。
格納容器が沸騰して数気圧になればベントせざるを得ない。
非常用復水器は1号機だけに付いていて、炉内の蒸気で外側の水を蒸発させて熱を奪われ、液化した水が炉心に戻る。
4階の高さで、蒸気は自然に上がってきて、水は自然に落ちる。
ところが蒸気を行かせるための弁が閉じられたままになっていた。
手動で開けなければいけないのを、承知していなかったらしい。
東電は、暗くて開けられなかったと言っている。
反対派の小出や推進派は口を揃えて非常用復水器があっても壊れた、と言っているが
蒸発した冷却水の補充ができれば、冷温停止する。
冷却水は1時間当たり20トン程度。4階の高さに非常用復水器があるとは言え、日頃訓練していれば何とかならないものではない。