反原発、脱原発自体を唱えること自体はかまわないし
自然エネルギー推進についてもいいことだと思う

しかし新しいこと実行する上で必ず障害となるのは
既存の方式で運用されているシステムとそれに携わっている人たち
今回の場合なら原発に関わる人間

彼らを悪者扱いするだけでは本質的に問題を解決できない
単純に抵抗勢力とみなして排除するだけでは小泉改革と同じで
大きな禍根を残すことになる。例えば彼らの雇用は一体どうするのか?
規制緩和と一言でいってしまうが、法律関係について
まるで議論がないのはどういうこと?

それに発電の方法を列挙するだけでなく
それらを使って具体的にどういうバランスで伸ばしていくのか
まで踏み込まないといけない

このあたりの面倒なことに対して対処する気がないと
政府が思いつきで対処しようとした
沖縄米軍基地問題などと同じ轍を踏むことになる
どれほど素晴らしく見える案でも中身をつめる気がなきゃ
絵に描いた餅にしかならないよ