下水道は国民を貧乏にする。

各戸に合併浄化槽を設置すれば、7分の一程度の費用で浄化施設が設置できてしまいます。
下伊那郡の下条村では下水道事業で45億円を見積もった生活廃水事業が、
合併浄化槽を選択したことによって、6億3千万円に収まっているとの実績があります。
合併浄化槽にすることで節約できる金額は20億円以上になる計算です。
これだけの余剰を生むならば、対象の全戸には自己負担を強要することなく水洗化が実現できます。
どちらの選択が、本当の意味での地域住民のためになったのかは歴然です。
選択を誤らせた要因を世間一般では「利権」と呼ぶのでしょう。
駒ヶ根市民は、不必要な下水処理施設が作られた実態をどう考えるでしょうか。
20億円もの無駄な出費を招いた、関係者の責任はどのようにして追及されるのでしょうか。