ロシア軍は、キエフ占領4時間コース(プランA)とキエフ包囲4日コース(プランB)を用意してたが、
どのようにそれが失敗したのか、の分析・考察。

こちらが元の英文
ttps://twitter.com/tomiahonen/status/1510276474175115281
こちらは少し要約が入った日本語訳にしてくれた方
ttps://twitter.com/masa_0083/status/1511131057931763712

で、要約すると、プランAでは空てい部隊がキーフ近くの空港を占領、大型輸送機で兵隊7000人と戦闘車両を輸送、
キーフ中枢部とテレビ局を占拠し、大統領は降伏したと放送する予定だった。
実際には、空港占領したが輸送機2機が撃墜され残りは引き返した。ロシア兵を増員するも、ウクライナ軍が空港を使えないようにし、プランAは失敗。

プランBは、戦車・戦闘車両が2〜3日でキーフを完全包囲し砲撃でボコボコにする計画。
実際には、戦車・戦闘車両7000両、兵隊70000人がベラルーシ国境(キーフから140kmくらい)から侵入。
115km走って、キーフまで20kmという所で給油のため停止、補給部隊の到着を待った。
補給部隊は「近くにいる、1時間で着く」と言うが、4時間待っても到着しない。補給部隊の先頭が砲撃され、別の道もふさがれてしまった。
襲撃したのは4輪バイクに乗る30人ほどの部隊で、林の中を走り回り暗視装置やドローンを駆使して、補給部隊の足止めを延々続けた。
前線には補給が届かず、進めない補給部隊の車列がどんどん長く伸びていった(60kmほど)。
結局、補給が届いたのは2週間後で、その間にウクライナは援助を受けて対空、対戦車などの防備体制を整えることができた。
プランBは失敗に終わった。

と、なかなかギリギリの状況だったようで。ロシアのポカもあるだろうけど、ウクライナの必死の防衛があってようやく今の状況(被害が大きいとはいえ)なんだな、と。
ただこの分析、かなり簡略化してあるので、本当はもっと複雑だったろうなとは思います。
 
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