野党国会議員 首相官邸前集会で「早期退陣を」 コロナ対策批判
https://mainichi.jp/articles/20210812/k00/00m/010/290000c
立憲民主、共産、社民各党の参院議員が12日夕、首相官邸前で開かれた
菅義偉首相の辞任を求める集会に参加し、政府の新型コロナウイルス対策を強く批判し、
「早期に退陣すべきだ」などと声を上げた。

社民の福島瑞穂党首は、「自民党の最大の問題は共感力がまったくないことだ。
命と暮らしを守らない今の政治に退陣してもらいましょう」と批判。

立憲の小西洋之氏は8日に閉幕した東京オリンピック中も感染が拡大した点などを指摘し、
「対策を講じなかった重い責任がある。首相のリーダーシップが欠如している」と強調した。

共産の山添拓氏は、首相が人流(人出)の減少や高齢者の感染割合減少などを強調してきたとして、
「さんざん楽観論を振りまきながら、感染が拡大すると『国民の気が緩んでいる』
『病院のベッドが足りないから自宅療養にしてくれ』と。冗談じゃない」と非難し、
「政権交代がどうしても必要だ」と訴えた。