国が滅びるレベルの国難を自分ゴトとして捉えられない政治家たち
松田公太
https://ameblo.jp/koutamatsuda/

今回の新型コロナ危機も同じです。
仕事に行けなくなり、収入が無くなった人々の声。売上が急減し、給与も家賃も払えなくなった事業者の声。そして今もっとも大変な医療現場の声。
中枢にいる政治家や上級官僚に自分ゴトとして届いていないのが、このスピード感の無さの原因なのです。

自分や家族の生活がかかった労働者としての経験。事業に失敗したら路頭に迷う個人事業主としての恐怖。社員も守れず、
多額の借金だけが増えていく経営者の不安。そして何よりも大切な家族が突如治療法の無い病気にかかり、命を奪われる地獄。
このような経験を全くしたことが無い方々が集まってこの国の舵取りをしている現実。

大海原で台風や氷山をかわす経験をしたことが無い人たちが1億3千万人が乗る船の船長や機関士をしているのです。
考えれば考えるほど恐ろしくなります。

自分ゴトとして捉えてもらう為には、情けない話ですが、これも議員時代に提案してきた「失業率やGDPの上げ下げに連動して、
国会議員の歳費や期末手当をドラスティックに上げたり下げたりする制度」を導入してもらうしかないのでしょうか。
自分たちの収入が減ると思ったら、もう少し自分ゴトとして必死に動いてくれるかもしれません。