米政権が移民規制、保険の支払い能力義務付け
Reuters Staff ワールド 2019年10月6日 / 11:46 / 11分前更新

[ワシントン 4日 ロイター] - トランプ米大統領は4日、
医療保険の支払い能力を証明できない移民の入国を制限する文書に署名した。11月3日に発効する。

入国後30日以内に支払いが手当てされない、
または本人に支払い能力がない移民希望者の入国を認めない。

トランプ氏は文書の中で、「我が国の医療保険システムが無保険の問題に取り組む中、
政府は医療保険の支払い能力を証明できない外国人を受け入れて事態を悪化させている」とした。
対象は移民査証(ビザ)で米国への入国を希望する人たちに限るという。

雇用主が支払いを保証している保険や、高齢者向けの保険「メディケア」は、
入国が認められうるプログラムの例として文書に記載されている。

一方、18歳以上の場合、低所得者向けの公的保険「メディケイド」は認められないとした。

トランプ大統領は合法、不法ともに移民の削減を政策の目玉に掲げている。政権は9月、
2020年度には現行制度で最低となる1万8000人しか難民を受け入れない方針を打ち出した。

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