「癒着じゃないか」契約前日に業者と会食 玉城デニー知事を野党が追及
沖縄タイムス 10/2(水) 5:20配信

 沖縄県議会(新里米吉議長)は1日、一般質問2日目で、野党と中立会派の7氏が
登壇した。沖縄・自民は、玉城デニー知事の重要政策「万国津梁会議」の支援業務を
受託した企業団体の中心的な業者と、「全国トークキャラバン」の受注業者の
沖縄事務所の住所が同一で、ともに知事の政治活動の支援者が関わっていると指摘。
「親密な関係があり、癒着そのものだ」(照屋守之氏)と追及した。
玉城知事は「適切な手続きで公正に契約し、事業を執行している」と反論した。

 万国津梁会議の業務を受注したのは「万国津梁会議設置等支援業務スタートチーム」
で、代表は子ども被災者支援基金(山形県)が務める。玉城知事は同基金の代表者や
沖縄事務所職員と、契約を結ぶ前日の5月23日に、1時間ほど会食したと答弁。
政治活動の支援者である沖縄事務所職員から秘書への電話で誘われ、知事は
「誰がどんな内容で集まっているかを知らず、プライベートで参加した」と述べた。