<望郷と苦悩 ロヒンギャ大量避難から2年> (下)少しでも豊かな暮らしを
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201909/CK2019092402000115.html

 八月下旬、難民キャンプ近くで、バングラデシュの与党アワミ連盟の青年組織で地域代表を務めるオマル・ファルクさん(30)が殺害された。地元警察はこれまで、容疑者のロヒンギャ十人以上を射殺。薬物取引などに関わる犯罪グループの犯行だと説明している。

 家族によると、難民キャンプの道路整備を請け負っているオマルさんは、夜に作業現場を見に行った時、ロヒンギャの集団に銃で撃たれたという。

オマルさんの父で地主でもあるアブドゥル・モナフさん(75)は「二千五百人の難民が住む土地を提供したのに。一刻も早く帰ってほしい」と怒りをぶつける。

地元住民の不満に呼応するように、バングラデシュ政府は九月、治安名目で、難民キャンプでの携帯電話の通信制限を始めた。容疑者射殺を含め、同国のロヒンギャへの対応の硬化に、人権団体は懸念を表す。


土地を提供して道路を整備してくれた地元の名士の息子を射殺する武装した難民達とか
警察ではなくバングラデシュ軍が掃討作戦を実施しても可笑しくない状況でしょう