> 「音響攻撃」と非難されたキューバ駐在員の謎の健康被害は「蚊の殺虫剤」が原因だという研究結果
2019年09月20日 20時00分 Gigazine
> ハバナ症候群の原因が「コオロギの鳴き声」や「集団ヒステリー」だとする主張もありますが、
> 新たな研究では、蚊の燻蒸(くんじょう)に使われた薬剤の神経毒が原因である可能性が示されています。
> 燻蒸とは、害虫駆除や防カビ、殺菌のために気体の薬剤を対象に浸透させる方法をいいます。

> この研究を行ったのは、カナダの外務省が組織したダルハウジー大学のBrain Repair Centreと
> ノバスコシア州保健局の研究者チーム。研究者はまず、被害を報告した駐在員の脳が、記憶や集中、
> 睡眠サイクルといった機能をつかさどる部分に損傷を受けていることを発見しました。
> これらの神経系に損傷を与えることができる毒は限られており、主に殺虫剤や農薬、
> 有機リンに使われています。
> https://i.gzn.jp/img/2019/09/20/havana-syndrome-mosquitos-fumigation/01.png

> 血液検査や脳の画像検査は、キューバに駐在していた外交官やその家族に対して行われたほか、
> キューバに行く前・帰ってきた後というタイミングで行うことで、脳の変化をしっかりと
> 観察できたそうです。

> 研究者が発見したところによると、2016年、ジカ熱の流行を受けてキューバは蚊に対抗するための
> キャンペーンを実施しており、多い時は大使館の内外で2週間ごとに殺虫剤がスプレーされたとのこと。
> 実際にハバナで症状を訴えたカナダ人の被験者を毒物分析したところ、ピレスロイドや
> リン酸エステルといった殺虫剤に含まれる化合物がが検出されました。また症状を強く訴えた人と、
> 殺虫剤が散布された数の間に相関関係もみられたと研究者は報告しています。
https://gigazine.net/news/20190920-havana-syndrome-mosquitos-fumigation/

これだけ読めばこの話はかなり信憑性が高そうに思えるけど、
キューバはロシアの出島ってことを考えたらほんまかいなとも思うわけで。