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(続き)
これにより米軍は、平時に停戦協定管理者の資格で国連軍司令官が行使する権限を
戦時にも拡張するという論理も持ち出したと伝えられている。

 韓国政府の関係者は「韓国軍は、戦争が起きたら停戦協定が破棄されたものと見なし、
移管された統制権を完全に行使する考え」だとしつつ「逆に米軍は『戦争勃発は停戦協定の破棄ではなく
違反と見ることができるので、国連軍司令官の権限が一定の部分存在する』と主張した」と語った。

 連合訓練の過程で現れた韓米間の意見の違いは、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の選挙公約だった
「任期中の統制権移管」を推進する上で悪材料になりかねない。
最近青瓦台(韓国大統領府)が「米軍基地返還」カードを切ったのも、
統制権移管をスピードアップするための、一種の事前整地作業だとする分析が多い。
だが韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)破棄問題で韓米が不協和音を発している状況の中、
統制権を巡る意見の違いまで表面化した場合、「任期中の統制権移管」推進に
マイナスの影響を及ぼす可能性がある。

 シン・ボムチョル峨山政策研究院安保統一センター長は「実際に戦闘が繰り広げられるとき、
米国がよその軍隊の指揮を受けるかどうかについて疑問を持つべき」として
「能力も備わっていないまま統制権移管を急ぐよりは、安定的な移管が必要」と語った。

ttp://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/09/04/2019090480032.html
ttp://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/09/04/2019090480032_2.html

>韓国は、戦時作戦統制権(統制権)移管後に戦争が起きた場合、
>米軍が韓国軍の指揮を受けるべきだとしており