N国の新宿区議、当選無効に 都選管「居住実態なし」 2019年9月2日20時10分

 東京都新宿区選挙管理委員会は2日、
今年4月の統一地方選で区議に当選したNHKから国民を守る党の松田美樹氏について、
区内での居住実態がないとして当選無効とする決定をしたと発表した。

 区選管によると、5月に区民から当選効力への異議申し立てがあり、調査を開始。
届け出のあった住所を調べたところ、1月24日から約2カ月間の水道利用料がゼロだったことや、
電気やガスの使用量も極めて少なかったことなどから、
この場所で「生活を営んでいたと認めるのは困難で、
『生活の本拠』があったことは認めがたい」と判断したという。

 松田氏は2日夜、記者会見を開き、
「夫のいる練馬区の家に帰ることはあったが、新宿の家で生活をしていた。
水道やガスだけで判断されるのはおかしい。都選管に不服申し立てをする」と話した。
ttps://www.asahi.com/articles/ASM925H81M92UTIL01T.html


N国党新宿区議の当選無効 選管、居住実態なしと判断 2019.9.2 17:59

 東京都新宿区選挙管理委員会は2日、NHKから国民を守る党で
4月21日投開票の同区議選に当選した松田美樹氏(32)について、
公選法が定める区内での居住実態が認められないとして、当選無効を決定した。
21日以内に都選管に審査を申し立てなければ正式に決まり、次点候補が当選者となる。

 区選管によると、松田氏は2018年12月21日に同区への転入届を提出。
以降毎月の水道とガス使用量は0〜1立方メートルで、電気も室内の冷蔵庫の消費電力と同じ程度だった。

 松田氏は区選管の聞き取りに「寝泊まりしていた」と説明したが、
洗濯やペットの世話など生活の多くが転入前の住所で行われており、
区選管は「新宿区に生活の本拠があったとは認めがたい」と判断した。
ttps://www.sankei.com/politics/news/190902/plt1909020012-n1.html