「米、青瓦台の同盟観に疑念膨らんでいる」 記事入力 : 2019/09/02 10:20
米軍基地返還問題も…「韓米関係再設定のサイン」懸念

 政府の韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)破棄決定以降、「70年にわたる韓米同盟」に
冷ややかな空気が急速に広がっている。米国が協定破棄に対して公に不満の意を表明すると、
韓国政府は駐韓米国大使を呼んで「不満の表明を自制」するよう要求しただけでなく、
在韓米軍基地の早期返還問題にまで言及した。同盟国同士で意見の相違をあらわにし、
公の場で応酬するという、これまでにはあまりなかった状況だ。韓国政府が日本に続き、
米国とも対立して同盟関係管理上、深刻な問題を見せているとの懸念が高まっている。(以下略)

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> 最近、ワシントンでは韓米同盟をめぐって「亀裂」「崩壊」といった言葉が公然と取りざたされ始めた。
>韓国政府はGSOMIA破棄決定を発表した時、「韓米同盟はさらに強固になるだろう」と言ったが、
>米国の空気は全く違う状況だ。

> デニス・ワイルダー元米国家安全保障会議(NSC)上級アジア部長は先月31日、
>米政府系放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)の番組対談で、最近の韓米確執に関して、
>「炭鉱が崩壊する兆しを知らせるカナリアのように、危険を警告するサインと見て注視しなければならない」
>「 (韓米同盟)崩壊の兆しは知らなければならない」「韓米同盟が危険な水準に達するほどだとひどく
>表現したくはないが、そちらの方向の道を進んでいる」「韓米同盟は明らか同じページにはない」と語った。

> ある元外交官は「文在寅政権は、間もなく始まる防衛費分担金交渉やホルムズ海峡派兵要求といった
>米国の『安保請求書』に対抗して、反米の動きで交渉力を高めようとの意図もうかがえる」と語った。