日本に虚を突かれて1カ月半、「フッ化水素独立」年末にもめどか 記事入力 : 2019/08/31 06:01

 日本政府が半導体・ディスプレーの重要素材3種類について、韓国に対する輸出規制を発表してから
約50日が過ぎた。うち極端紫外線(EUV)用フォトレジストについては、日本が7日に輸出を許可したが、
残るフッ化水素、フッ化ポリイミドについては輸出が許可されたとの情報はない。
半導体生産に必須の素材であり、使用量が多いフッ化水素に対する懸念は強い。日本が7月4日に
輸出規制を実施して以降、日本製のフッ化水素は1件も韓国の輸入されていない状況だ。(以下略)

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> サムスン電子とSKハイニックスは液体フッ化水素と気体フッ化水素の代替供給元を模索している。
>液体フッ化水素は国内メーカーの製品で代替できる可能性が高い。

> 気体フッ化水素が問題だ。サムスン電子とSKハイニックスは気体フッ化水素を日本の昭和電工から
>全量輸入してきた。気体フッ化水素は使われる量こそ少ないが、工程へと適用や保管が難しい。
>現在は米国の特殊ガスメーカーと日本メーカーの台湾法人などから供給を受けることが可能かどうか、
>サンプルを受け取り、テストを進めている。年内に稼働する森田化学工業の中国工場から
>フッ化水素を輸入することも検討。同時に国産化も推進している。

> 半導体業界は素材の国産化と供給多角化を推進しているが、日本製に完全に代替可能かどうか
>確信できずにいる。半導体業界は当面、9月中旬に最初の判断が可能とみている。

>半導体業界幹部は「結局少なくとも年末か来年上半期にならなければ、日本製フッ化水素の
>供給支障リスクから脱却できるかどうか確認できない。日本製フッ化水素の供給中断が続けば、
>韓国の半導体メーカーはしばらく減産、不良率の上昇などの危機に直面しかねない」と述べた。