■反日安倍、またも日本売り!
 大枠合意がなされた日米貿易交渉で、トランプ
米大統領がことさらに喜んだのは、
日本による米国産トウモロコシの大量輸入だ。
会見に同席した安倍晋三首相と
「もう一つ合意した」と強調。
来年秋の大統領選を見すえ、
支持層の農家にアピールした。

 「中国が約束を守らないせいで、
我々の国にはトウモロコシが余っている。
それを、安倍首相が代表する日本が
すべて買ってくれることになった」。
 25日開かれた日米首脳会談後の共同会見で、
トランプ氏は「商談」成果をこう発表してみせた。

 続けて発言した安倍首相の話が貿易交渉に
ついてだけで終わると、トランプ氏は
「トウモロコシについても発言を」と催促。
安倍首相が「買うのは民間」などととどめても、
「日本の民間は政府の言うことをよく聞く。
米国と違う」と上機嫌だった。

首脳会談はG7サミットの合間にあった。
直前までG7出席を渋ったとも報じられる
トランプ氏だが、米中貿易摩擦のあおりで苦しむ
自国農家への「手土産」を勝ち取った。