15 Track No.774 [sage] 2018/11/17(土) 14:08:41.35 ID:
日本人を代表するアーティスト吉井和哉、この意見に異を唱える者はいないだろう。
吉井和哉という天才的ミュージシャンは100年に一度現れるか現れないかの国の宝である。
吉井和哉は歴史の男です。

THE YELLOW MONKEYの伝説の名曲といえばJAMとパールに決まり。
JAMは大晦日に日本国民が歌う定番ソングになった。

吉井和哉の一見、意味のわからない単語の羅列や比喩を多用した歌詞に整合性を期待するのはヤボというものだ。
彼の歌詞は理解を越えた現代アート抽象芸術なのだから。
表現力豊かで、かつ秩序のないカオスな歌詞に意味など求めず「聴けばいいのだ」
日本の音楽史を塗り替えた常識を超越する吉井和哉の日本人ばなれした個性豊かな独特の世界観に酔いしれるには「何も考えずに繰り返し聴くこと」これに限る。
吉井和哉は50歳を過ぎてもビジュアルはいっこうに衰えない永遠の若さ、声量も衰えるどころか年々パワフルになり、音域まで拡がってている。
まさに神ボーカリストの名にふさわしい一流ミュージシャンだ。

吉井和哉の天才ぶりは作詞や歌唱力だけではない。
わかりやすいシンプルなコード進行は素朴で親しみやすい。
吉井和哉の曲の多くに洋学や邦楽の名曲をリスペクトしオマージュしたものが多い。
どこかで聴いたことのある懐かしさを覚えるメロディラインはとてもキャッチーだ。

吉井和哉さんの曲の魅力は、YELLOW MONKEY初期作品よりも解散前の後期の作品が一番輝いている。
ソロになり、一般ウケするヒットをあえて狙わずに、音楽通にフォーカスしたのは、商業的にはともかく大成功と言える。

吉井和哉の全ての作品の中で筆者が一番推薦するのはカバー曲を収めたヨジーカズボーンである。
現在は入手が困難になっているが、ぜひ聴いて欲しいマストアルバムだ。