0001日出づる処の名無し
2018/10/12(金) 00:45:58.73ID:iBdZQpUf東京・大田区にある大森榎本クリニックの精神保健福祉部長(精神保健福祉士・社会福祉士)である斉藤章佳氏の新刊
『万引き依存症』では「日本が世界一、男性が家事をしない国」であることもこの問題の根本にあることが見えてくる。
◆ワンオペ育児から万引き依存症に――30代女性・Hさんの場合
ワーキングマザーとして、もともと地元の企業で働いていたHさん。
夫の転勤により生まれ育った地方を離れて、首都圏に引っ越してきました。
Hさんも仕事をつづけることにしましたが、本来やりたかった経理部門には配属されませんでした。
子どもは3人ともまだ小さく、夫も比較的育児に協力的でしたが、どうしてもHさんの負担が大きくなります。
周囲に知り合いもなく、自分の両親と疎遠という環境下ではほかに助けを求めることもできませんでした。
夫の転勤から数年間、Hさんの言葉を借りると「息継ぎもできないほど」忙しかったそうです。
行動範囲は、家と会社と子どもの保育園と、自宅近くのスーパーだけ。
Hさんはそのスーパーで万引きを覚え、常習化し、依存症になっていきました。
Hさんの現家族は、深刻な機能不全に陥っているわけではありません。少なくとも夫にとっては、そうでしょう。
けれどもワンオペ育児になっているHさんの負担は大きく、ストレスは毎日募っていくだけで減ることはありません。
ストレスは、依存症への扉を開く鍵のようなものです。
https://news.nifty.com/article/item/jospa/12194-878702/