ロシアに領土問題解決の意思はない 新潟県立大学教授・袴田茂樹
https://www.sankei.com/column/news/180917/clm1809170006-n1.html
>平和条約が本来「領土問題など基本的な戦後処理の終了」を意味する以上、平和条約締結後の
>領土交渉はあり得ないし、日本側の期待を繋(つな)ぐための言葉の綾(あや)だ。わが国が
>1956年に平和条約を結ばなかった唯一の理由は領土問題の未解決である。今回のプーチン氏の
>提案は、四島の帰属問題解決という(これは強硬論ではなく中立的表現だからこそ彼も認めた)
>平和条約締結の前提条件を、ひいては過去の条約交渉を全否定するもので、現実には
>領土問題解決の意思はない、と言ったに等しい

>2016年5月に安倍晋三首相はソチで、従来の領土交渉の発想に捕らわれない「新アプローチ」を
>提案した。露側の首脳は例外なくこれを「領土問題を棚上げして経済協力を中心に」と理解しているが、
>日本側は是正してこなかった。

>「大統領発言にいちいち反応しない」との日本首脳の言は客観的には卑屈で、露側の論理の容認と拡散を招く。
>露上院議長が来日したときも、勝手放題に日本側見解を否定する論を述べた。伊達忠一参議院議長が7月に
>訪露した際、上院での講演で露側の誤解を正す発言は一切していない。露人はすり寄ってくる相手は喜んで
>利用するが見下す。逆に緊張感を与える相手は、時に不快に思っても一目置く。露人は敬意を抱かない相手とは
>絶対に本気で交渉はしない

色々書いてるのの一部だが、今後安倍総理の任期3年は内政に専念し、外交は誰か他の人に。
その場の空気なんか読まず、傍若無人に発言できるような人材は自民党にいないのか?