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安倍の本音は北方領土「二島返還」
ttps://www.sentaku.co.jp/articles/view/18308
 恐ろしい「毒饅頭」であることは首相も側近も百も承知だろう。が、首相は菅義偉官房長官や河野太郎外相の反応は
驚くほど「冷静」で、強烈な拒否反応は示さなかった。22回にわたる安倍首相とプーチン大統領との会談で何かの合意が
すでにできているのだろうか。この提案が単なる思いつきでないことは、アレクサンドル・パノフ元駐日大使が「ロシア側
には、同様の案が、プーチン氏が2000年に大統領に就任した当時からあった。当時は二つの条約を想定した。最初の
条約で平和と友好、協定を定め、その条約を基礎に後で国境に関する二つ目の条約を結ぶ。プーチン氏が語ったのは
二つ目の条約を結ぶというものだ」と朝日新聞に述べているところから明らかだ。
     …(略)…
 繰り返して行われた安倍首相とプーチン大統領との間に国民の知らぬ黙約があるかもしれないので、にわかにことの
善悪を判定するわけにはいかぬが、平和条約は領土の確定、財産請求権を解決して平和の回復を宣言するものだろう。
領土問題が未解決であったからこそ平和条約は結べなかったのだ。…(略)…
 そもそも北方領土交渉で日本の戦後一貫した立場は四島一括返還要求だったはずだ。…(略)…様子がおかしくなった
のは…(略)…2001年3月のイルクーツク声明だ。
 同地で森喜朗首相はプーチン大統領に「並行協議」を提案した。…(略)…
     …(略)…
 森政権はイルクーツク首脳会談の翌月退陣し、小泉純一郎政権が誕生する。森首相は退陣したあとテレビの報道番組
で、並行協議の内容を明らかにした。安倍首相周辺でも関知する人の少ない、いわば霧に包まれたような対露外交の
原点はここにあるのではないか。その後小泉首相はプーチン大統領に改めて並行協議を提案し、ロシア側も前向きの
反応を示したが、日本国内では「二島返還論」ではないかとの大きな議論を巻き起こしたあとで、自然に消滅していく。
 しかし、国内の世論分裂がロシア側に重要なヒントを与えたことは間違いない。

もう日本に希望与えない…不満募るロシアの「本命」とは
https://www.asahi.com/articles/ASL9F45Q3L9FUHBI022.html
https://www.asahi.com/articles/DA3S13677785.html
https://yoshiko-sakurai.jp/2018/09/27/7667
ロシア:「条約案 20年前に作成」 プーチン氏提案、元大使証言
https://mainichi.jp/articles/20180921/ddm/002/030/050000c