日朝議連が「首脳会談実現」決議を採択 「このタイミングはどうか…」慎重論を押し切る 2018.7.27 22:12更新

 超党派の「日朝国交正常化推進議員連盟」は27日、国会内で総会を開き、
日朝両国首脳による直接会談の実現を強く求める決議を行った。
6月の米朝首脳会談後も日本にとって北朝鮮情勢に大きな進展がないことから
「このタイミングが国益に照らしてどうなのか」(高木啓衆院議員、自民)と慎重論も出たが、
議連の衛藤征士郎会長(自民)は「今日決議を出したい」と押し切った。

 決議文は「拉致・核・ミサイル等々の諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して、
(日朝の)国交正常化を目指すべきだ」と訴えた上で、日朝両国首脳の「『直接会談』が、
『新しい日朝関係の構築』に資する」と強調し、「『直接会談』の実現に向け最善を尽くす」と明記した。
 菅義偉官房長官は27日の記者会見で、決議が求める日朝首脳会談に関し「会談のための会談ではなく、
そうした(拉致・核・ミサイル問題の)包括的な解決につながるもの、ということだ」と述べた。
ttp://www.sankei.com/politics/news/180727/plt1807270036-n1.html


強制徴用犠牲者の遺骨35柱が来月韓国に 解放記念日に合わせ 2018/07/27 20:49

【ソウル聯合ニュース】日本による植民地時代に強制徴用された朝鮮半島出身者の遺骨35柱が
光復節(日本による植民地支配からの解放記念日)の前日となる8月14日に韓国に戻る。
徴用被害者の遺骨返還に取り組む団体「日帝強制徴用犠牲者遺骸奉還委員会」が27日、発表した。

 同団体が日本から徴用被害者の遺骨を持ち帰るのは今回が3回目。
1回目は昨年の光復節に合わせ遺骨33柱を、2回目は日本の植民地支配に抵抗して
1919年に起きた三・一独立運動を記念する3月1日の「3・1節」に合わせ33柱を日本から持ち帰った。

 同団体の関係者は、77年ぶりに故国の韓国に戻る被害者もいると紹介し、
遺骨を預かっていた日本人が韓国に直接運ぶ予定と説明した。
 今回、韓国に戻されるのは東京・東村山市の国平寺に安置されていた遺骨。
同寺には、強制徴用された犠牲者など、朝鮮半島出身者の遺骨が安置されている。
同団体は昨年、国平寺に安置されている遺骨のうち、無縁仏と確認された101柱を韓国に戻すことを決めた。
ttp://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2018/07/27/0200000000AJP20180727005900882.HTML