レイセオンなど米防衛関連株が堅調 「米軍の準備できてる」でリスク警戒
2018/5/25 10:02
https://www.quick.co.jp/6/article/15210

24日の米国市場で、巡航ミサイルのトマホークや地対空ミサイルのパトリオットなどを手掛けるレイセオンが1.32%高の213.94ドルで続伸して逆行高となった。
B2爆撃機を手掛けるノースロップ・グラマンが1.39%高、ステルス戦闘機F35を手掛けるロッキード・マーチンが0.31%高となり、防衛関連銘柄が軒並み堅調だった。

トランプ大統領がこの日に声明文を発表し、6月12日に予定していた米朝首脳会談の開催を見送る方針を示したことで幅広い銘柄が売られる一方、
北朝鮮の地政学リスクが高まることを警戒して防衛関連銘柄が堅調だった。

トランプ氏は首脳会談見送りの発表にあわせ「必要なら、米軍の準備はできている」と述べて軍事行動を示唆して北朝鮮をけん制した。
この日はジム・マティス国防長官も航空学校の卒業生らのイベントで「戦争に備えよ」と述べていた。