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当の安倍首相も首相動静に載らない加計との面談を認めていた!

たとえば、2013年5月に安倍首相の別荘でおこなわれたバーベキューの際も、加計理事長が参加していたにもかかわらず、各社の動静には名前は出ていなかった。

名前が乗らないケースだけではない。会合そのものが消されているケースもある。
安倍首相は「お友だち」である秋元康や幻冬舎の見城徹社長らと2015年3月、総理公邸の西階段で「組閣ごっこ」写真を撮影し、
それが「フライデー」(講談社)に報道されたが、このときの会食も首相動静には一切出ていない。
また、安倍首相と会食した経済評論家の三橋貴明氏はその会食をブログで報告する際、こう書いていた。

〈「財務省が日本を滅ぼす」を書いた三橋との会食を持ちかけたのは両端の方々ですが、
「クローズではなく、オープンで」と決めたのは官邸であること(オープンなので、総理動静にも載りました)〉

つまり、これは会談そのものをオープンにするかクローズにするか、官邸が恣意的に選んでいるということだろう。


しかも、こうした首相動静が完全な情報ではないことは、当の安倍首相自身が認めている事実だ。
5月14日におこなわれた衆院予算委員会の集中審議で、無所属の会・江田憲司議員に「第1次政権では加計氏と1回も会食もゴルフもしていないのに、
第2次政権では17回もしているのはどういう事情か?」と問われた安倍首相は、こう答弁している。

「一次政権のときも加計さんと会食したことはありますけども、
いわば、たまたま名前が外に出ていないということだろうと思います。あの、それはよくあることですから」