漫画分野も日本の認識と海外の評価がずれている
日本の文化の象徴の1つは「鉄腕アトム」から始まるマンガです。しかしそれも日本人が思っているようなウケるはずのマンガと実際に海外でウケているマンガにはズレがあります。
上で挙げたものと同じ出典のデータで比較してみましょう。

まず日本人がウケると思っているマンガは以下の通りです。

1位 ドラゴンボール53.8%
2位 進撃の巨人51.9%
3位 ONE PIECE 49.6%
4位 NARUTO 46.1%
5位 DEATH NOTE 31.0%
引用元:DIME

これに対して海外でウケているマンガは以下の通りです。

1位 ベルセルク
2位 モンスター
3位 風の谷のナウシカ
4位 ヴィンランドサガ
5位 ヨコハマ買い出し紀行
引用元:Anime News Network

意外にニッチなニーズの作品がウケているという印象があるほど、むしろ海外のアニメファンの目は肥えているのです。
その眼力にふさわしい作品を作らない限り、マンガもクールジャパンの推進力にはなり得ないでしょう。