総裁3選目指す首相支持3派は盤石か 細田派内に分断の構図 麻生派は結束に乱れも
4/5(木) 11:00配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180405-00000519-san-pol

細田派の歴史をひもとくと、二つの太い流れがあることが分かる。
昭和54年に派を立ち上げ、61年まで初代会長を務めた福田赳夫元首相(1905〜95年)と、
平成3年まで2代目会長だった安倍晋太郎元外相(1924〜91年)を源流とする各勢力だ。

仮に康夫氏が「反安倍」に転換すれば、派内への影響は大きい。
細田派中堅は「派内は何があっても首相を支える親衛隊と『戦略的互恵関係』で支える議員にくっきり分かれる。
どちらが多いかといえば、『戦略的互恵関係』の方ではないか。もちろん『戦略的』の方に康夫氏と親しい議員が多い」と打ち明ける。

これらは「たら」「れば」の議論だ。国会では3月末に30年度予算が成立し、首相が批判の矢面に立つ予算委員会が頻繁に開かれることはなくなった。

4月中旬には日米首脳会談、5月には日中韓首脳会談なども開かれる予定で、首相が得意とする外交の季節がやってくる。

改竄問題発覚後に急落した内閣支持率も落ち着きを取り戻す要素が増えてくる。