太陽の黒点が激減中 2030年に「ミニ氷河期」到来の可能性
2018年1月24日
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/221745

実は、地球は「温暖化」ではなく「ミニ氷河期」に向かっているというから驚きだ。

2015年、英国ノーザンブリア大学のバレンティーナ・ザーコバ教授は、
太陽の活動は2030年代に現在の60%にまで減少し、ナント97%の確率でミニ氷河期が到来すると発表した。

国立天文台の担当者が言う。

「たしかに2014年をピークに黒点は減少に転じています。
毎日観測している黒点の平均個数は、14年2月が102.8個なのに対し、昨年11月5.7個、12月8個です。
最近は全く観測できない日もしばしばです。約300年前、世界が寒冷化した時と状況が似ていますが、メカニズムは分かっていません」

300年前――黒点が極端に少なくなったのは、1645年から1715年までの70年間。地球の平均気温は約1.5度下がった。
これがミニ氷河期である。ロンドンのテムズ川やオランダの運河は凍りつき、江戸時代の日本では飢饉が頻発した。

今からミニ氷河期に備えた方がよさそうだ。