トランプ大統領 TPPに復帰する可能性も 1月26日 4時56分

アメリカのトランプ大統領は、アメリカメディアのインタビューで、
1年前に離脱した、TPP=環太平洋パートナーシップ協定について、
「もし十分よい協定になるなら、TPPに加わるだろう」と述べ、
アメリカの利益に見合う内容になる場合、TPPに復帰する可能性もあるという考えを示しました。

TPPをめぐっては、アメリカのトランプ大統領が1年前に離脱を表明したあと、
アメリカを除く11か国が、ことし3月に署名式の開催を目指すことで一致しています。

こうした中、トランプ大統領は25日、アメリカのCNBCテレビのインタビューで、
「もし十分よい協定になるなら、TPPに加わるだろう」と述べ、
アメリカの利益に見合う内容になる場合、TPPに復帰する可能性もあるという考えを示しました。

トランプ大統領がTPPの再交渉を求める意向なのかなど、発言の真意は明らかになっていませんが、
TPPに参加する11か国は、ひとまず、歓迎するものとみられます。

ただ、トランプ政権は、これまで日本に対し、多国間ではなく2国間の貿易協定を進めるとして、
日米のFTA=自由貿易協定の交渉入りに意欲を示してきただけに、今後の対応が注目されます。

ttps://www3.nhk.or.jp/news/html/20180126/k10011303171000.html