冗談抜きでリハ中に死者出るんじゃ
江原道・平昌で2月9日に開催される開会式は「ピース・イン・モーション(Peace in Motion)」をテーマに、世界の人々と一緒に行動で平和を築いていくというメッセージを投げ掛ける。
北朝鮮の参加が現実味を帯びていることから、世界に残る最後の分断国で開かれる平昌五輪の「平和五輪」としての象徴性は一層際立ちそうだ。
閉会式では「ネクスト・ウエーブ(Next Wave)」をスローガンに、第4次産業革命がもたらす新たな未来と、その未来をリードしていく韓国のイメージを形象化する。
開・閉会式は開催国の文化パワーを誇示する大規模な集団劇の形態を帯びることが多いが、今大会の開・閉会式は小規模ながらも繊細かつ緻密なひとまとまりの公演の形を取る予定だ。予算は、
低コストながら大きな感動をもたらした2016年リオデジャネイロ五輪と同水準の
600億ウォン(約63億円)で、他の大会の3分の1ほどだ。
開・閉会式の企画と演出を手掛ける宋承桓(ソン・スンファン)総監督は、韓国の伝統を生かしながらもK―POPやメディアアート、現代舞踊(コンテンポラリーダンスなど)、
パントマイム、デジタルパフォーマンスなど現代的な文化資産を用い、
世界の人々が共感できる洗練されたグローバルなショーを披露するとしている。
組織委によると、今月半ばから開・閉会式場での最終リハーサルに入る予定だという。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/01/09/2018010902084.html