H&Mの広告、黒人への人種差別と南アでは店舗襲撃
15日 3時41分
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3264209.html

スウェーデンの衣料品大手「H&M」の広告が黒人に対して差別的だったとして批判が相次ぎ、南アフリカでは店舗が襲撃されるなど抗議行動が過激化しています。

南アフリカの「H&M」の店内を乱暴に荒らし回る男たち。「H&M」が広告で「ジャングルで最もかっこいいサル」と胸に書かれた服を黒人少年のモデルに着せた写真を掲載していたことが判明し、
「黒人に対する人種差別だ」との批判が噴出しました。「H&M」はその後広告を削除し、謝罪しています。

しかし南アフリカでは13日、複数の店舗の前で行進などの抗議行動が行われ、一部が暴徒化して店舗の襲撃などが起き、店舗が営業を一時停止する事態となっています。

抗議行動を呼びかけた南アフリカの野党「経済的解放の闘士」は、「人種差別に対する闘い方についてとやかく言われる筋合いはない」として、抗議について正当化しています。

黒人やアフリカへの差別をめぐってはアメリカのトランプ大統領が「便所のような国」と発言したと伝えられ、各国から反発が起きていました。