http://japanese.joins.com/article/003/237003.html
<慰安婦TF発表>文大統領、慰安婦合意の破棄を示唆
2017年12月29日09時22分 [? 中央日報/中央日報日本語版]

文在寅大統領 文在寅(ムン・ジェイン)政権の韓日関係が最大のヤマ場を迎えた。
文大統領が2015年12月28日の韓日慰安婦問題合意について再交渉はもちろん、
破棄の可能性まで開いているからだ。

文大統領は28日、朴洙賢(パク・スヒョン)報道官を通じて立場を表明し、「(慰
安婦に関する)合意が両国首脳の追認を経た政府間の公式的約束という負担にもかか
わらず、私は大統領として国民と共にこの合意で慰安婦問題は解決されないという点
を改めてはっきりと明らかにする」と述べた。前日、康京和(カン・ギョンファ)外
交部長官直属の慰安婦合意タスクフォース(TF)は「被害者・国民中心でなく政府
中心の合意」という結論を出した。また、合意文書に▼慰安婦被害者関連団体を説得
する▼海外関連碑を支援しない▼性奴隷という表現を使わない−−などの非公開内容
があったという事実も明らかにした。

◆韓国は「ツートラック」…日本は強く反発
文大統領は立場表明文で「歴史問題の解決とは別に韓日間の未来志向的な協力のため
に正常な外交関係を回復していく」と述べ、歴史問題と経済・安保協力を分離する
「ツートラック基調」を確認した。 しかし日本が呼応するかは未知数だ

金聖翰(キム・ソンハン)高麗大国際大学院長は「我々の外交・安保の大きな枠で日
本との協力が必要な部分は非常に多い」とし「破棄や再交渉を下手に検討するよりも、
慰安婦問題において大乗的に両国が協力し(従来の)合意の政治的補完が可能になる
よう状況を持っていかなければいけない」と述べた。