※2017年12月22日(金)23:45〜24:50にTBS系で放送の「NEWS23」より一部抜粋

目指すは世界? K-POPアイドルを夢見る少女たち

■K-POPから世界を目指す アイドル夢見る日本の少女

雨宮塔子キャスター「さて、続いては、お隣・韓国からです。日本でも人気が高いK-POP。
その影響か、最近は夢を追って日本から韓国へ渡る若者が増えているということですが、井田さん、お願いします」
報告・井田重利「はい、ソウルで流行の最先端の街として知られております江南区のチョンダムドンという地域に来ています。
こちらご覧いただきましょう。『K★STAR ROAD』=『韓流スター通り』と名付けられてまして、
通り沿いにはちょっと見えにくいんですけれども、K-POPの有名グループの名を刻んだオブジェがズラリと並んでいます。
こうした世界に憧れまして、自分も韓国に行ってK-POPアイドルになりたいという日本の中学生、高校生が増えているんですよね。
日本ではなく、なぜ韓国でアイドルになりたいのか取材しました」

ナレーター「韓国の大手芸能事務所で行われている新人発掘オーディション。
2004年生まれ、中学2年生の岸本舞華さん(13)はオーディションを受けるために日本と韓国を行き来しています」
岸本舞華さん(13)「目標は韓国でデビューすることです。(Q.K-POPアイドルになれると思いますか?)難しいです。でもなりたいです」
ナレーター「アジアだけでなく、今や世界で存在感を示しているK-POP。
日本でも『少女時代』(2007年デビュー)、『KARA』(2007年デビュー)などがブームになって以来、お馴染みとなりました。
そして、今脚光を浴びているのが『TWICE(トゥワイス)』です。2015年にデビューして以来、瞬く間に人気となり、アジアを代表するガールズ・グループになりました。
そのTWICEのメンバー9人のうち、SANA(20)、MOMO(21)、MINA(20)の3人が日本人です。今年は日本でのデビューも果たし、『紅白歌合戦』の初出場を決めました」
SANA(20)「日本デビューをしてまだ間もないにもかかわらず、今回紅白歌合戦に出演させていただくことになって本当に光栄です」
ナレーター「このTWICE人気の影響もあって、韓国でデビューを目指す日本の若者が増えています。
ソウルにあるACOPIAスクールは去年、日本人向けの『K-POPコース』を開設しました。
元々、韓国語教室や韓国留学のサポートが業務の中心でしたが、『K-POPアイドルになる手助けをしてほしい』という声が多く寄せられたからだと言います」
ACOPIAスクール・川崎麻由さん「最近はやりたいことが海外にあれば、すぐ出られる環境にある子が多いので、
厳しい世界ではありますけれども、これからもサポートしていきたい」
ナレーター「K-POPアイドルになる第一関門は各芸能事務所のオーディションに合格して練習生になることです。
練習生としてレッスンを重ねてデビューを目指しますが、競争は厳しく、実際デビューできるのは一握りです。
それでもACOPIAには現在、40人ほどの日本人中高生が在籍し、オーディションに挑戦しています。日本ではなく、なぜ韓国デビューを目指すのでしょうか?」

なぜ韓国デビューを目指すのか?
荒金利奈さん(17)「日本のアイドルと比べて、ダンスの完成度だったり、歌もみんなうまくて」
松田風音さん(18)「日本でデビューするよりは、K-POPは市場が広くて、世界で活躍できるかなと思ったので」
雨宮塔子「はい、13歳の(岸本)舞華さん、オーディションの結果はどうでした?」
井田重利「はい、まだ正式には決まっていないんですけれども、事務所側は彼女を練習生とすることに、かなり前向きだということなんですよね。
韓国の音楽市場は小さいので、K-POPは常に海外展開というのを視野に入れています。
ですから、韓国人グループの中に日本人や中国人が入っていくというのは自然な流れかもしれませんよね」
ソース動画
http://www.veoh.com/watch/v1317305929Q7xSZ64