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■各地で抗議

 15日午後6時半、東京都新宿区の防衛省前では、沖縄の基地負担軽減を求める市民団体が
米軍ヘリの窓落下に対する抗議集会を開いた。約60人が集まり「住民の命を脅かすな」などと
シュプレヒコールを上げ、事故の原因究明を求める申入書を防衛省職員に手渡した。



 名護市で15日に開かれた米軍機事故に抗議する集会には、主催者発表で約3千人が参加。
宜野湾市議会は、普天間第二小学校への落下に抗議する決議と意見書を全会一致で可決した。

■知事が点検要望

 沖縄県の翁長雄志(おながたけし)知事は15日、首相官邸で菅義偉官房長官と
面会した。県内全ての米軍機の緊急点検とその間の飛行停止、米軍に学校や病院などの
上空を飛ばないことなどを徹底するよう政府が強く求めることを要請した。

 菅氏は「徹底的に原因究明、再発防止をしっかりとやっていきたい」と応じた。

■窓「右側」と訂正

 宜野湾市の普天間第二小学校の校庭に米軍ヘリCH53Eが落とした窓は、
コックピット右側の窓だった。沖縄防衛局は「左側の窓」としていたが、14日に
訂正した。窓は県警が回収したが、米軍の求めに応じ14日に米軍に返したという。

http://digital.asahi.com/articles/DA3S13275906.html

米軍ヘリの部品が見つかった屋根を指す神谷武宏園長
http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20171216000390_comm.jpg

相次ぐ米軍機の事故に対し防衛省前で抗議をする人たち=15日夜、東京都新宿区、川村直子撮影
http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20171216000389_comm.jpg