モンゴル力士「疑惑の互助会」が相撲界を蝕んでいる 朝青龍から白鵬へと「継承」
https://netallica.yahoo.co.jp/news/20171202-07099487-asagei
2017/12/2 10:00

外国人力士が増えすぎたこともあり、朝青龍が初土俵から最速で横綱昇進する直前の02年、「各部屋に入門できる外国人は1人だけ」というルールも誕生した。角界関係者によれば、

「今は、モンゴル人の新弟子が入門するには、空きが出るのを待たなければいけない状況です。モンゴル国内ではその順番待ちをする若い力士予備軍を、組織的に大量に抱えているとも言われます。
待機組は一定の年齢に達すると『縁がなかった』と諦め、代わりに若い力士を加える、という話も聞いていますね」

モンゴル互助会は、10年に暴力事件を起こすまで、朝青龍がトップに君臨。強制引退させられたあと、その座は白鵬へと移る。

「互助会は基本的にモンゴル人同士のものです。しかし、モンゴル人以外の力士も関わりを持つことがある。いい例は、巡業や稽古総見の際、白鵬が現れると全員が水をつけに行くことです。
これ自体、白鵬に恭順の意を示していることの表れであり、事実、白鵬はモンゴルだけでなく、日本人力士をも仕切っていると言っていい。
大関時代の稀勢の里だけは、水をつけに行くことはありませんでしたが」(前出・ベテラン相撲記者)

白鵬が相撲界を半ば「支配」している構図をかいま見る一コマである。